「言語化」はトレーナーの素質

皆様こんにちは!
旅行で食べ過ぎたためダイエット中です!
藤崎駅から徒歩5分🏃
ボディケアスタジオnudge✨
井上まり子です🐶

本日は、「言語化」はスキルで
いかに大切かお話ししたいと思います!

1生物学者・福岡伸一さんの講演で
ある生徒さんから質問がありました。

  1. サントリー学芸賞、中央公論新書大賞を受賞し、88万部を超えるベストセラーとなった
    「生物と無生物の間」の著者
    ↩︎

「先生は難しい事をとても分かりやすく説明するのがお上手ですね。どうしてですか?」

その質問に対して、
福岡さんは趣味のスキーを例に


難しい事を分かりやすく説明する大切さ
そのスキルを獲得した過程を説明して下さいました。


大人になりスキーの魅力を知った福岡さん。


過去に選手として活躍していた先生にスキーを習っていたそうです。

なかなか上手くならない福岡さんは先生によく

「なんで出来ないんですか?」

と怒られていたそうです。
(なかなかハードな先生みたいですね💦)

しかし、福岡さんはこう思いました。

先生は幼い頃からスキーを習っていて、
知らない内にスキーが上手になっていた。

つまり、自分でも上達した感覚や過程を忘れているから、それを言葉にできないのである。と

そして福岡さんはスキーが上達していく中で

「自分は何かがズバ抜けて上手な訳ではないけど、上手になるための失敗、ステップ、感覚を言葉する事が人より長けてる」と思いました。

そして「言葉にできる」という強みを活かし
専門分野で論文を発表するかたわら、
一般向けの著書も手掛けるようになりました。

そうして、88万部を超えたベストセラー
「生物と無生物の間」が誕生しました。

何故、私がこうして生物学者・福岡伸一さんのお話をしているかというと、

これはきっとトレーナーにも通じることだ
と思うからです。

トレーナーさん、インストラクターさんは
各々信じる理論得意分野が異なります。

理学療法、作業療法、柔道整復、整体、整骨、カイロプラクティック、、、本当に様々

何が正しいかはお客様との相性ですが
確実に言えることはトレーナーのエゴが強すぎると、すれ違いを生みやすく、お客様が運動を継続しずらいという事です。

治療の領域やリハビリ、プロアスリートのストレッチやトレーニングは別物として・・・

一般的な
・健康維持/運動習慣
・ダイエット/ボディメイク
・筋力UP/体力UP
・趣味のスポーツパフォーマンスUP・・・

「継続」が力となる世界で、運動を
「継続」するためには工夫が必要なのです。

福岡さんのスキーの先生のように

何が出来ていないか分からない人

どうすれば出来るのか分からない人

継続すると得られる効果が見えない人

にとって

今何のために何をしているのか

何が出来て、何が出来ていないのか

それが出来るとどうなるのか・・・

「言語化」するというプロセスは

トレーナーの頭の中をお客様と共有する事

お客様が目標や目的を見失わないように
歩幅を合わせる事

目標のすり合わせ

なのです。

このステップがないと
すれ違いが起きたり、
モチベーションが低下したり、
目標を見失ってしまいます。

大手ライザップさんが、トレーナーではなく
コミュニケーション能力に長けた人を採用するのは、きっとそういう事なんだろうな~

と改めて
「言語化力」「コミュニケーション能力」
の大切さを感じる今日この頃でした(^^)

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